~正反対な二人~

3/8
前へ
/133ページ
次へ
カキィィィン ボールを打つバットの甲高い音。 バシッ ボールを捕らえるグローブの乾いた音。 少女はその音が大好きだった。 昨年、少女はソフトボールの試合を見た。 その時に一目惚れしたのだ。 カリカリカリ… 少女はグランドが見渡せる位置に座り、スケッチブックを開き鉛筆を走らせた。 .
/133ページ

最初のコメントを投稿しよう!

97人が本棚に入れています
本棚に追加