第一章

2/5
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/8ページ
『ねぇ、萩次』 今、私たちは高校最後の夏休みを使って海に来てる。 目の前に広がる青い海。今日が私たちの付き合って2週年記念なのである。                                       『なぁ藍那』 『ん、何?』 『いやぁ、今度の記念日どうする?2年目だしなんかやる?』 『ぅ~ん、じゃあ旅行しようよ!』『海とかいいなぁ~』 『海かぁ…よし、そうしよう!』                                       『ん?』 『ねぇ、せっかく海に来たんだから萩次も泳ごうよ。』 『…ぅん……』 どうしたんだろう‥ここに来てから、ぅぅん、もっと前から萩次は何かを悩んでるみたいだ。
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!