英雄論
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「玄徳殿、君は竜を見たことがあるか?」 「竜……でございますか、ありません。実在するのでしょうか」 酒を一口劉備は呑んだ。喉を潤す。 「ありと見ればあり、ないと見ればない。竜とは時に大きくなり小さくなる。わしにはそれが見える」 「?」 劉備は曹操の言葉の意味がわからなかった。曹操も酒を呑んだ。 「竜とは人間のこと、英雄のことだ」 「英雄でございますか……」 興味があるかないか劉備は耳を傾けた。
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