嘆く帝

5/6
前へ
/26ページ
次へ
劉備は董承に送った帝の密詔を見た。帝がそこまで嘆いていたことを知り劉備は胸を痛めた。 「帝に尽くすのが当たり前です。私も協力しましょう」 そして劉備も血判状の仲間入りになったのである。その場に潜んでいた関羽と張飛は劉備の行いに涙を流して喜んだ。 だがそんな劉備は百姓のまねごとをしているのである。
/26ページ

最初のコメントを投稿しよう!

19人が本棚に入れています
本棚に追加