25人が本棚に入れています
本棚に追加
/100ページ
ミライはいつもの無造作ヘアに、黒の服に緑のぶかぶかした服を重ね着した姿で現れ、意地の悪い笑みを浮かべていた。
「ミライ」
最近のぼくは、彼に監視されているのだ。
「残念だったな。今日もオン会に行けないぜ」
理由はさっきミライが言ったオン会にある。
ミライが言うには、ゲームの世界でリアルの人間と会うのは危険らしい。
それがどういう意味なのか、ぼくは今も理解できずに居る。
だけどそれはミライに理由がある
.
最初のコメントを投稿しよう!