ゲーム 1睡目

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「ほんとに、君は可愛くないよな。リアルの世界でも、こっちの世界でも」 ミライとぼくはリアルでも(一方的かもしれないが)友達だからだ。 出会いはクロスリープだった。 ぼくが一番最初にプレイした時に、この世界を軽く教えてくれたのがミライ。 そして、それから起きた時に見た最初の人間が、ミライの現実での姿だった。 それからぼくらは、互いに触れあい、色々あって今は一緒に居るのだ。 「あんたが可愛いおれをご所望なら、いくらでもやってみせるけど?」 今となっては、この嫌な性格も慣れてきている。 .
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