プロローグ

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二人に少し無言が続いた。 「ご飯にでも行こうか。」 女性の手をとった。 雪が降り積もっている。 二人の足跡が点々と二人の後を追っている。 「あの日も雪が降ってたな。」 寂しげに俺は言った。 「そうだね…。ねぇご飯の前に行きたい所があるの…。」 女性は何かを思い詰めた様に下を向いている。 「分かった。行こうか。」
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