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教室についた。
「今日もあれやってきたのか?良かったな一時間目自習で。」
男子が話し掛けてきた。
「まぁね。八島竜真もやりますかぁ(笑)」
竜真は雅人の頭を軽くたたいた。
「フルネームで呼ぶな。嫌味に聞こえる。でもよ、朝から坂道400mはきついだろ。」
イスに座り青々とした空を見た。
「まぁね…でも日課だから。」
雅人は笑って答えた。
朝からの400mは確かにキツかった。
しかし雅人はそれでもなお、やりたかった。
ある人との誓いを守る為に。
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