目が覚めたら

10/17
前へ
/26ページ
次へ
「私……帰る」 「どこに?」 「家に決まってるじゃない」 「……無理だな」 「は?」 「お前の両親は外国に行った」 「………は!?」 「そして家は売った」 「…そんっ」 そんな………訳、あるはずない けど、あるんだろうな 「……分かった……」 夏華は驚く程に冷静だった そんな夏華を見て、男の子も少し驚いてる様子だ 「で?アナタ、名前は?」 「…あ、あぁ。琉(リュウ)だ、斎藤 琉。」
/26ページ

最初のコメントを投稿しよう!

42人が本棚に入れています
本棚に追加