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「この誘拐犯!!何が目的よ!今すぐ私を家に帰してよ変態!!!」
「…………は?」
「何とぼけてるのよ!アナタが誘拐犯だって事位、もう分かってるのよ!?
早く帰してくれないと警察に電話してやるんだから…!!!!」
夏華は男の子の胸倉を掴みながら言う。だが、男の子は意味が解らないといった用な顔をして、次の瞬間、盛大に吹き出した
「ぶあっははははははっっ!!!!!!」
「………んなっ…!?!?」
「あっはっはっ、ちょ、ちょっと待ってアンタっ…!何も聞いて無い訳…?」
「……何を?」
今度は夏華が意味が解らないといった用に聞き返せば、男の子はマジか…と驚いた顔をした後に、ふぅ…、と息を整えて夏華をマジマジと見た
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