3章~余命~

1/1
3人が本棚に入れています
本棚に追加
/9ページ

3章~余命~

余命半年… 急に俺に突きつけられた言葉。 1週間の検査入院をするはずが,2週間目に突入する今日になり突きつけられた言葉。 最初ゎ冗談だとおもい笑ってみたが顔がひきつっていた。当たり前だょ。学校の友達じゃないんだから,病院の先生が冗談で患者を驚かせるんて技もってないよな。 最近やたらと手足が震えて立ちくらみをよくしていた。だから自分の体の異変にゎうすうす気づいていたが,疲れだろうと思い込むようにしていた。それが,まさか日本で未だ誰もかかった事のない病気だとは…。というより世界で類のない奇病だとは…。 なので当然治療法も病名もないらしぃ。だから半年で終わる命をとめることが出来ないのだ。『とめられない』なんてロナウジーニョのドリブルじゃぁあるまいし…。 病気を宣告される昨日まで普通に飯を食って,普通に学校に通い,普通に恋愛をして,普通に部活にでて…今までの普通が明日から特別になるんだ。今日から半年間だけは特別に暮らせる。つらい宣告をうけた日でも会ったが,やりたいこと事を全て終わらせてゴールしようと決めた日でもあった。
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!