記憶探し編

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「では早速行きましょ。」 隼風が提案する。 正直賛成だった。 僕の記憶の鍵がそこに有るかもしれない。 僕は期待と希望に胸を満たさせながら進む。 道中大量のリーガレットが襲って来た。 た……倒してもキリが無い。 最もサイキックの使い方すら覚えていない僕は戦う事も出来ず、ただ見ているだけだったけど……。 …………… 「何でまだ着かないの!?というか出口どこ?」 宿から出発して5日。 森に入って4日。 今僕たちは森の中に居た。 君が悪いんじゃあ……。 「ねぇ此処。最初に迷った森で見たことある気がするんだけど……。」 森の外の掲示板……。 『樹海。入るべからず。』
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