夏祭り

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本堂にて秋葉と少女 ミク「お姉ちゃんは家族と来てるの?」 秋「ええ、そうよ。兄さんと家のお手伝いさん達と来てるわ」 ミク「お兄さんと、そっか、羨ましいなぁ、私にもお兄ちゃんがいるの、でもお兄ちゃんなかなか家に帰って来なくて、いつも夜帰りで、未来が寝てから帰る事もあるの」 秋「・・・」 秋葉は自分の胸が痛い事に気付く 秋「兄さんなんて、どこでもそんなものよ、私の兄さんも私の事なんて気にしないで平気で夜出歩くし、今日はたまたま居ただけ」 ミク「ふ~ん、お姉ちゃんもあたしと同じなんだね」 秋「そうね、お互い兄には手をやいているし、さびしい思いもさせられてる」 ミク「それにお姉ちゃんもお兄ちゃんが大好きなんだよね」 秋「な!?そ、そんな訳」 あるわけないでしょうと言おうとしたが声帯が閉まってしまったかの様に言葉を発せなかった ミク「あはは、お姉ちゃん照れ屋さん」 秋「うう・・・」 秋葉はまた頬を赤く染めていた 少女はくすくす笑う ミク「あのね、お兄ちゃん少し前はちゃんと遊んでくれたんだよ、でも高校卒業してからあまり遊んでくれなくなったんだよ、でもあたしお兄ちゃんが大好き!」 秋「・・・」 秋葉はこの少女のやり切れない気持ちが良く分かった 秋(この子は私に似ている)
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