夏祭り

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ミク「お姉ちゃん!!」 少女の言葉で秋葉は我にかえる ミク「どうしたの?ぼ~として」 秋「い、いえ何でもないわ」 ミク「何でもないって感じじゃなかったよ」 秋「・・・」 この少女には敵わないな、と秋葉は感じた 秋「ちょっと昔の事を思い出しててね」 ミク「悲しい思い出?」 秋「そうね、よく分かるわね」 ミク「だってお姉ちゃん泣きそうだった、こっちまで悲しくなっちゃう目してたもん」 秋「そうね・・・とても、そうとても悲しい思い出」 ミク「・・・ごめんなさい」 秋「いいのよ別に」 秋葉は少女を軽く抱き締める 秋「ありがとうね」 ミク「えっ?えっと、どういたしまして」 秋「ふふふ」 秋葉はつい笑みをこぼす 秋葉はこの子が私の様に曲がらずにまっすぐ生きて欲しい そう願いながら
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