230人が本棚に入れています
本棚に追加
ミク「お姉ちゃん!!」
少女の言葉で秋葉は我にかえる
ミク「どうしたの?ぼ~として」
秋「い、いえ何でもないわ」
ミク「何でもないって感じじゃなかったよ」
秋「・・・」
この少女には敵わないな、と秋葉は感じた
秋「ちょっと昔の事を思い出しててね」
ミク「悲しい思い出?」
秋「そうね、よく分かるわね」
ミク「だってお姉ちゃん泣きそうだった、こっちまで悲しくなっちゃう目してたもん」
秋「そうね・・・とても、そうとても悲しい思い出」
ミク「・・・ごめんなさい」
秋「いいのよ別に」
秋葉は少女を軽く抱き締める
秋「ありがとうね」
ミク「えっ?えっと、どういたしまして」
秋「ふふふ」
秋葉はつい笑みをこぼす
秋葉はこの子が私の様に曲がらずにまっすぐ生きて欲しい
そう願いながら
最初のコメントを投稿しよう!