月姫夏物語

夏祭り

秋「ほら兄さん、置いて行きますよ」
琥「早く行かないとお祭終わっちゃいますよ」
秋葉も浴衣だ
長い長髪はツインテールにされている
琥珀さんは普段から和服の為あまり変わらないと思っていたがいつもとはまた別の簡素な浴衣が彼女の綺麗な姿を見事引き出している

志「あ、ああお待たせ」
正直三人とも綺麗だ
こんな三人と一緒に祭りに行けるなんて
もしやかなり俺恵まれてるのか

秋「ふふふ、兄さんこうしてみんなで出掛けるのって初めてですよね」
確かに俺こと遠野志貴は８年間分家である有間家に居候していた
しかし、親父の遠野槙久が他界し、秋葉が俺を呼び付けたのであるなので今回は俺が帰って来てから初めての夏休みである
当然みんなで夏祭りに行くのも初めてである

志「ああ、思い切り堪能するとしようか」
秋「・・・はい！」
俺は内心かなり喜びながら三人の美少女達と共に神社へと向かった