夏祭り

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夏祭りで神社は人が混み合っている 家族で来る人、友達と来る人、恋人と来る人、祭に店を出している人の関係者 秋葉達は夏祭りの人の多さに驚いているようだった 志「三人ともさ、もしかしたら夏祭りに来るのは初めてなのか?」 琥「あはは、実はそうなんですよ」 秋「遠野家の人間が夏祭りなど来るはずがないじゃないですか」 確かにあの親父が夏祭りに連れて行くはずもないか・・・ 翡「・・・」 ふと気付くと翡翠が辺りをキョロキョロと見回して慌てふためいている 志「どうしたの翡翠?」 翡「いやあの、人が多いのは慣れてなくて」 琥「大丈夫よ翡翠ちゃん!今日は志貴さんや秋葉さまっていう凄いボディガードがいるじゃない」 秋「ちょっと兄さんはともかく、なんで私がボディガードなのよ、遠野家に仕えてるのは貴女たちの方でしょう!」 琥「え~、だって秋葉さまならゴロツキをあっという間にボコボコにしそうじゃないですか」 秋「ぬぁんですって!」 志「まあまあ秋葉、落ち着いて」 翡翠はいつも屋敷で仕事をしているので人が大勢いる環境に慣れていないのだ それにしても秋葉を毎回おちょくる琥珀さんはもう少し自分の身の危険というのを考えていただきたいものである
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