2:零Ⅱ

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体の形を大いに変化させた時峯 晶は、左の腰骨近くにつけた日本刀の様な物を鞘から抜いた。そして次の瞬間、疾風のごとく異形の者の前に立ちはだかり、下に滑り込むようにして右足を切り裂いた。異形の者はバランスを崩して倒れ込んだ。が、悪魔のような羽根を大きく開き、廃工場の屋根を突き破って上空に羽ばたいた。そして、上空から幾千もの光のやいばを降らせた。だが、零は剣を一振りして全てのやいばをなぎ払い、高く跳び上がり、異形の者を切り裂いた。異形の者は地面に叩き付けられた。零は上空から急降下しながら異形の者に刀を突き刺した。次の瞬間!異形の者は爆発して形を無くした。零は立ち上がり、変身をといた。晶「ふぅ...まだこんなのが居るのか。」そういうと晶はバイクにまたがり家路を走った。
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