殺人日記

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12月30日(土) もうすぐ今年も終りや。 去年の今頃は確か来年に向けて胸を高鳴らせててんなぁ… それが こんなことになるなんて… うちは、K大学に行くために毎日毎日勉強した。ホンマに、よく頑張ったなぁ…。 再来年の3月に、うちは受験することができるんかなぁ そんな権利、ないのは分かってる。 あの時にうちの運命は決まった。 皆に嫌われ、部屋の隅で迷惑をかけないように生活すること。自分の傷に塩をつけ、乾いた瞳を針でさす。 それが唯一の罪滅ぼし。 ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい もう聞こえない貴方に伝えたい。 いつ、貴方は見付かるのだろう。 見付からないで欲しい…と願う反面、見付けたい…見付けてあげたい。という気持が心 を痛めつける。 先生、もうすぐ雪が降るらしいです。 寒いですね。
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