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あなたと離れて、どれくらいの時間が過ぎていったかしら
独りでみる月は、とても切ない
あなたとみる月は、あんなに綺麗だったのに…
あなたと一緒に居られる時間は、限りがあって
あなたは遠くにいってしまう
それなのに…
あなたはここにいない
あなたは、この月をどこでみているの?
同じ夜空の下
月をみて、わたしはあなたを想う
あなたの笑顔や仕草
あなたの声や優しい言葉
そして、あなたのぬくもりを…
『あなたも月をみて、わたしを想っていてくれていますか?』と
月を見ながら呟き
涙が頬つたう
私たちに残された時間は残り少ない
あなたはまるで、かぐや姫の様…
もうすぐ、手の届かない場所に行くから
狂いそうな程に、切ない月夜
深紅の紅葉が狂い咲き
わたしの気もしらずに、ふりそそぐ
あなたとの想い出だけがあたまをよぎる…
あなた、はやくわたしの元にかえってきて
わたしを抱きしめて…
そして、『あいしている』と囁いて…
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