第一章《春》

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『おはよう。』 『おっ…おはよう。』   急に同級生の風見葵(カザミアオイ)に声をかけられびっくりした。 しかし鉄平にとってこの平凡なあいさつがうれしかった。 鉄平は赤点が三教科あり追試もぎりぎりで合格してきたのだ。
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