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満月
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車は海へと向かった
ずっと話しながら笑ぃながら
*
*
「見て→男2人で寄り添って歩いてる(笑)あれは怪しぃ↑↑」私が笑ぅ
「そんな言ゎんと(笑)まぁ確かに怪しぃケドね」
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何て話しながら2人で車から出る
*
月明かりが無くて真っ暗な海への道は予想外にちょっと怖かった…その瞬間…
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「手」
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彼がボソッて言ぃながら手を出した
私は抵抗もなく手を出した
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『私…なに意識してるんだろ…危なぃから手貸してくれたのに…』
手が熱くて顔まで熱くなった…『暗くてよかった』
なんて思った
*
*
海を2人で散歩したあと また車でドライブ
ずっと話は途切れなぃ
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ぃつしか 車は港に着ぃた
車を停めて2人で外に出る
夏の風が心地よくて私のスカートをゆっくり揺らす
*
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「俺さぁ気になる人がいるとょ」
彼がポツリと言った
「そぅやっちゃ→告白せんと?」
『なぁんだ…』ってちょっと思った自分が恥ずかしくて…
「フラれるかもしれんし」
彼が続ける
「そんなんゎからんゎぁ↑誰かに盗られる前に告らんとぉ→後悔するょ↑絶対」
なんて ぉ姉さんぶって相談に乗ってみた
「ねぇどんな人?」
私が続ける
「ぅ~ん…一緒にぃると楽しくて…俺がその人と居ると何でかよく話せる…とにかくかわぃぃ」
彼が照れ笑ぃしながら話す
「そんな風に思ってもらえるなんてその人は幸せやね↑」
私が言ぅ
*
*
「今俺の横にいる人がそぅ」
彼が照れ臭そぅに言ぅ
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「今?横に?居ると?」
私が聞き返す
「ぅん(笑)」
彼がまた照れ笑ぃ
…
沈黙が少し流れる
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「俺と付き合ってくださぃ」
真剣な顔で彼が言った
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「はぃ…」
考ぇるより 先に口が動ぃた
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気が付くと空には大きな満月
キレイな満月が2人を照らしてぃた『ぁぁ…満月がなかったらこのかわぃぃ笑顔は見ぇなかったのかなぁ…』
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私たちは満月に照らされてそっと手をつなぃだ
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これが私たちの始まりだった
私はウソをつぃたまま…
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