『年上の彼女』

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その日は少し落ち着いて、なぜか「絶対大丈夫!」という根拠のない自信でいっぱいでした。それからは彼女の意識が戻ってからの事ばかりを考えるようになり、頭の手術するんやったら髪の毛剃らなあかんから、帽子がいるし買いに行こう!と看病の事を考えて買い物に行く事にしました。この時僕は目を覚ました彼女を喜ばせる事だけを考えました。さっそく帽子を探しに行き、キャップは似合わんし、ニット帽だとチクチクするからという事で、綿で出来た帽子を探して買いました。
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