図書館
9/14
読書設定
目次
前へ
/
428ページ
次へ
「霊道ってやつですか」 首を振る気配がある。 「道って言葉はしっくり来ないな。どちらかというと、穴。そうだな。穴だ」 そんな言葉が静まり返った書庫の空気をかすかに振るわせる。 そして師匠は、この図書館が立っている場所にはかつて旧日本軍の施設があったという話をした。 それは知っている。大学の中には、そのことにまつわる怪談話も多い。 「この真下に、巨大な穴がある」
/
428ページ
最初のコメントを投稿しよう!
3138人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
40(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!