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…宮沢利恵編…
「あ～あぁ晶君って本当に鈍感なんだから…」
私は晶君と２人で祭りに行きたかった。
どうしよ…加奈に言って仕組んでもらおうかな？
でも私が晶君を好きって言われてもなぁ～。
…ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ…
「ひゃあ！！！」
びっくりしたぁ。
「もしもし宮沢?」
「え？洋君？」
「いきなりだけどさぁもしかして晶と２人で祭行きたかったんじゃねーの？」
「え？………………う…うん」
「もしよかったら俺が仕組んでやろうか？」
「え？」
そのときの洋君は天使の声に聞こえた。
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