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旬はパスタをたべながら
私をみていた
(みんなよ…)
そう心の中でおもいつつ
無言の刻をきざむ
すると旬は思い出したように話かけてきた
『そ~いえば名前なんていうの?』
(知ってるじゃん)
表情を変えずに答える
『ちがうちがう!下の名前』
………
(別に苗字で呼んでくれていいし)
『だ~め!教えて!』
この調子だと教えるまで解放されそうなないな
仕方なく私は答えた
(りお…)
『そうなんだ~!おけおけ♪』
何がおけなんだか…
私は2本目のビールを飲んでいた
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