もう仕事やめたい

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(すご…い) 眼下に広がるパズルのような夜景 『ねっ!すごいでしょ』 (うん) 私は初めてみた夜景に心を奪われていた 旬はそんな私をニコニコしながら見ている 『ここはね、滅多に人は連れてこないんだよ』 私は夜景をみながらその言葉を聞いていた (寒いけどすごく綺麗だね) 『気にいってもらえて光栄です』 (でも、そんな所に私なんか連れて来ても仕方ないでしょ?) 私は旬に言った すると、しばらく考えながら旬は答えた 『そんなことはい~の!』 無邪気に笑って私の頭を ポンポンとたたいた てか、私あなたより年上って事忘れてません? でも、なんとなく心地よかった
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