出会い

3/9
前へ
/227ページ
次へ
  や…やばいよ! もうすぐ集合時間なのに… あたしは…そりゃもう全力疾走中ですよ すると少し遠いが門に入って行く生徒がちらほらと見えた (もう少し…!) 門に入ればセーフだ だが確実に間に合わない 事務員らしきおっさんが門を閉めている バッ! 低いフェンスを踏み台にし、姫之は閉められる門を飛び越えた… だが… (やべっ…着地の事何も考えてなかった…。) そう、着地の事を考えていないため、あたしは真っ逆さまに地面に落ちている… (やばっ…!) 姫之は次に来る痛みに耐える為に目を強く瞑った ポスッ… 「……?」 落ちたと思ったのに全然痛くない… 誰かに包まれている感じ…? 「ったく…普通女が門飛び越えるかっつの…。」 ん…? 聞こえた声に姫之は反応し、上を見上げたimage=106614398.jpg
/227ページ

最初のコメントを投稿しよう!

399人が本棚に入れています
本棚に追加