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あたしはかなりもがいたが、やはりビクともしなかった
くそっ…入学式始まるのに……
これじゃ遅刻すんじゃんかぁ!!!(泣
「よろしくな、姫之サン。」
そういうと彼は…
チュッ―
頬に柔らかい感触…
そう、彼はあたしの頬にキスを落としていた
「////!!?」
あたしは驚いて彼の腕を無理矢理振りほどき、校舎の方へと走って行った…
「…変な奴。」
彼は不適に笑っていた…
姫之はあの後教室には着いたものの、結局遅刻し、先生に怒られていた
(くそったれ……。)
「まぁとにかく、次からは遅刻はするなよ?」
「はい…。」
先生の説教が終わった後、席に着いた
「おはよう姫~。初日から遅刻はないんじゃないの?」
「麻矢…しょうがないじゃん。朝からかハプニングだらけだったんだから…。」
この子は慎偶 麻矢
あたしの小学生の時からの親友だ
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