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師櫻がステージに立って少し微笑むだけであたしを除く(教員含む)女生徒がほぼ全員が倒れていく
…何故倒れる？
でもあたしはそれどころじゃなかった…
今朝助けてくれた男子…それが今ステージに立っている師櫻 龍本人だったのだ
(嘘だろ！？同じ学年だって…思いっきり敬語使ったぞあたし……じゃなくて！！)
姫之は一人自問自答しながら頭を抱えていた
姫之は混乱状態だった
そして師櫻 龍の挨拶が終わり､入学式も無事に終わった
入学式が終わった後､生徒達は師櫻の周りに集まって居る間に体育館出口に向かう
姫之はちょっと気を失いかけている麻矢を強引に引っ張り出体育館を後にした…
「姫之…？」
姫之は不意に誰かに呼ばれた気がしたが､気のせいだと思い振り向かないまま体育館を出ていった
｢…｡」
龍は黄色い声に囲まれながら､姫之達が出ていった出口の方を見つめていた……
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