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この時は まだ助かると信じていた
豪も和人や仲間、麗奈や雄介の為に生きたい そう思っていた
なのに……………
豪は病気の事を和人に言うと 帰っていった
和人「……………………」
和人は、豪の弱々しい背中を見つめていた
ズッーズ
アスファルトとスニーカーが擦れる音がする
体が重くてしかたない
「あーちくしょっ」
膝に手をつきながら ハァハァと息を整える
「っ………豪さん」
後ろから声が聞こえた
振り返るとそこには聡史がいた
聡「たまたまコンビニから帰ってたら豪さんがいたからびっくりしましたよ……大丈夫ですか?」
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