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豪「………ただいま」
豪は家についた
麗「おかえり!…………って兄貴!また痩せたんちゃうん?運動しすぎやで」
手にお玉と包丁をもった麗奈が出迎えた
豪「……そうか?……ってかお前危ないから」
麗「あぁ…ごめんごめん」
そう言って 包丁を下にさげた
そのままリビングに歩いていくと そこには麗奈がつくったとみられるオムライスとサラダとスープがあった
豪「……ごめん…あんま食欲」
麗「兄貴が最近元気ないし、体重おちてるから作ったんやから全部食べてよね!」
麗奈は豪が言う言葉がわかってたみたいに言った
豪は眉をさげ困った顔で微笑みながら席についた
豪「頑張って完食するわ……。ん?なかなか旨いな」
麗「本当っ?やったあー!実は何回も失敗したんだよねぇ」
あははと頭をかきながらキッチンの卵のからを見た
ざっと10人前くらい作れるぐらいの卵のからがあった
よく見ると具はどれも不格好で麗奈の手にも絆創膏がたくさん貼ってあった
しかも よく見らず食べたオムライスの上にかかれたケチャップの文字は
《はよ元気なれ!》
とかかれていた
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