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ねぇ…
俺…夢を見たよ…
昔の…凄く懐かしい夢を…
まだ…何も知らない純粋な頃の夢を…
俺と君で…楽しく遊んでるんだ…。
大体…俺が5才、君が3才で…
君が、短い足でヨチヨチと、公園に行こうとしてる俺に着いてきてるんだ…。
凄く可愛い…。
そしたら…君が転ぶんだよ…
あぁ…そのドジさは…昔からだったんだね…。
転んだのに、泣きもしないで君は笑いながら立って…
【おにぃちゃ】
って俺の方にまたヨチヨチと走ってきた。
本当に可愛くて、俺はギュッと君を優しく抱きしめるんだ…。
きっと…この時からなんだね…
俺が君を…本当に愛しいと思い始めたのは…。
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