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わけの分からないうちにこのジディネアとかいう悪魔との1日が終わり。
意外な程の居心地のよさに少女は驚いていた。
(悪魔なのに、一緒にいて落ち着くってどういうこと?)
シチューを向かい合って食べ(悪魔でもシチューを食べるんだって感心した)、風呂はいつの間にか沸かされていて、出てくれば冷たいスポーツドリンクが用意されている。
母親が生きている時だってこんな好待遇は受けていなかった。
ベッドに入ってしまえば、何のことはない。悪魔だと思わず家政夫だと思えば良い話だ。少女はそう納得して睡眠に入ってしまった。
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