序章
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「う~、まだ寒いな」 身震いしながら安倍誠仁は呟いた。 吐く息が少しばかし白くなっている。 弥生(3月)と言えどまだまだ寒い。 「こんなに晴れてるんだけどな-…、なんでなんだ、静騎(せいき)」 「そう言われましても…」 静騎と呼ばれたこの男、 つい先程までそこにはいなかった。 呼ばれたから顕現したのだ。 そう、人間ではない。 式神なのだ。
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