序章

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静騎の属性は『木』 静寂な気を持つためか、静騎は真面目なのだ。 「まぁ、いつものことか」 誠仁はそう言って話をやめた。 そろそろ邸に着く頃だと思ったからだ。 「ん…?」 「どうなさいました?」 「いや、門のところに誰か倒れてる気がして…」 「あれは…、菖蒲(あやめ)様ですね」 「!!!!!」 何かに気付いたのか、誠仁は走り出した。
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