37人が本棚に入れています
本棚に追加
真っ赤になった部室の扉が開く。今まで勝手に開くことのなかった扉。
それは夕日に照らされながら、そこにいる人を包み隠す。
そこにいた人の顔はなかなか見えなくて。
誰かわかったあともなかなか信じられなかった。
●●●ーー?
そこにいる彼はとても不安そうで。迷っているようで。でも力強くて。
ふと、私は彼が私が持っていない物を持っている気がした。
「〇〇」
彼は私をまっすぐに見つめ私の名前をよんだ。
「今、時間いいか?」
それはとても力強い声。
世界を変える力を持つ声。
ある日突然世界が変わる。
そんなことが現実に起こる。
この「無題」はここで途切れている。
けど、この後に起こったのは彼女の夢見ていた出来事が、本の中の物語が現実に起こった。
ただ、それだけ
けど、この物語には終わりはなく何時迄も続く…。
そう…いつまでも…いつまでも。
最初のコメントを投稿しよう!