The three days           Ai AGITO and Eve.

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断る理由なんてどこにもないから当然、私は頷いた。                  「勿論です。……て、あれ?アギト?」                        呼ばれてもスタスタと歩いて行くアギト。         あちゃ~……更に不機嫌になっちゃいましたね…。     こうなると、彼の機嫌を直すのにかなり苦労するんですよね……まぁ、慣れましたけど。  何が原因かはわからないけど、不機嫌なアギトを引き連れて、私達は部屋に荷物を置いて宿屋を出ました。        本当に…何で機嫌悪いのかな?                    ☆☆                    と、言う訳で、私達は宿屋の割と近くに建っていた本屋にいる。……これがまた…何とも古い感じの店なんです。     さらっと見ただけなんだけど……店の中には難しい上に分厚くて私なら絶対読まない本ばっかり。            嬉しそう……あんまり表情に変化がなくて…良くわからないけど………とにかく、嬉しそうなのはイヴだけで、                    「……ねぇ……アギト、この本屋に置いてある本の中に、理解出来るの……ある?」                  「………俺にはこの本屋の存在理由からして理解出来ねぇよ。」
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