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とろけるような甘い言葉でささやいて 幼いままの心絡めあって 思えば思うほど冷めゆく感情 終わりはすぐ目の前にある 求めたゆえに失ったのは 紛れもない最愛の君の心でした 傷つけてしまうまえに 「さよなら」 この空にどれだけ祈っても深く切り裂かれた溝は 戻ることはない 人知れぬ孤独に押し潰されて… それでも… 求める心は泡になって 最愛のはずの君すら見えず思えば思うほど消えゆく感情 始まりはもう見えない ごめんね 答えられない僕をどうか許して 君を傷つけることしかできない僕を いっそのこと恨んで… この空にどれだけ祈っても深く切り裂かれた溝は 戻ることはない 終わりの見えない夜 人知れぬ孤独に押し潰さそうで… 最愛の君よどうか僕を許さないで ぼろぼろになるまで恨み続けて 「さよなら」
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