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このまま朽ちて逝けるのなら
涙も笑顔もいりません
わからない恐怖に圧し殺されるならせめて自分自身で…
私を見失ってしまう前に貴方に逢えていたら
きっと別な未来が見えたのかな?
微かな希望を持ってみても
無言の日々、変わることのない日常
自分を見失いそうで
右手につかむ冷たい未来で左手に希望を刻みこんで
見えない明日に怯え震える
深い深い眠りについて
喜びも悲しみも感じなくなれたら
自分自身を見失うことはないから
だからせめて…
貴方が歌う声が、薄れ行く意識の中で微かに聞こえて枯れたはずの涙が頬を伝う
巡り行く未来のどこかで、また貴方に逢えるなら最期に言えなかったあの言葉を…
無言の日々、変わることのない日常
自分を見失いそうで
右手につかむ冷たい未来で左手に希望を刻みこんで
見えない明日に怯え震える
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