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朝がきて目が覚めなくてもきっと幸せでしょう
震える声でどれだけさけんでも
こんな世界じゃ響かない
動かない手を頑張って伸ばしても
なにも掴むことはできない
何度涙流しても何度声絞り出しても
私の生きる意味がわからない
貴方に届かない声なら意味がないから、この喉をかき切ってもうなにも求めないように
苦しみもなく悲しみもなく死ねたら幸せなのに
この世界から見放された私はきっと楽に死ねないだろう
もう私に構わないで
もう私に触れないで
貴方の熱が忘れられなくなるから
貴方の熱が忘れられなくなるまえにどうか死なせてください
何度涙流しても何度声絞り出しても
私の生きる意味がわからない
貴方に届かない声なら意味がないから、この喉をかき切ってもうなにも求めないように
朝起きて目が覚めなかったらきっと
幸せだろう
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