勇者(仮)誕生

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「よくぞ来てくれた勇者ニトよ」  玉座っぽいのに座っている、王様である。 「無理やり連れてきてなんだそれは、金と朝飯をよこせ」  ニトは続けて 「それに俺は勇者でも何でもないただのニートだぜ!」  どーん!  威張ることではない。 「何を言っておるのじゃ。その剣が何よりの証拠ではないか」  王様知らない。奴がただのニートだということを…… 「ちょwまて……」  ここでニト閃く。 (シェド……お前もしかして……)  そうニトは騙されている。 (俺を勇者という職につかせる為にか!)  見事に騙されたぁー!!
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