第一章

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教室のドアを開けた瞬間に出会い頭にハゲ先生の刃が振り降ろされるが、緑は何とか紙一重でかわす。   「ちょっと!!もう少しで死んでましたよ!?」 「うるせぇ!!今日でおさらばなんだから徹底的にしごいてやる!!」 「キャーー!!セクハラよぉぉぉ!!!!」 「黙れガキ!!」   中学生活最後だと言うのに騒がしい二人。教室にいる生徒達もまたかとため息をつくが、それも今日が最後と思うと笑みもこぼれる。   ――   この世界では剣士、魔法使い、槍術士などがいると言ったら皆さん信じるだろうか…え?小説だからなんでもあり? それを言っちゃあおしまいよ!!とにかく剣士や魔法使いなどがいるのだ!! ほとんどの子どもは小学校は普通の授業…中学から戦いの授業が始まる。 自分の戦闘スタイルを何にするかは本人の意志によって決定する場合と、先生が決める場合の二つ。
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