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俺達は三人で教室を出てゲームセンターに行く事にした。
「さて……暴れるか」
ゲームセンターに着くなり上着を脱いだ藤田が一人張り切って言った。
ウィーン……ポテ
「あ~惜しい!達也以外と下手ね」
「あぁ?なら雅やってみろよ」
「いいわよ」
「ふふ。お前ら俺の気合いを空回りにさせてくれたな。見事だ」
一人ぶつぶつ呟いている藤田を無視して俺と雅はUFOキャッチャーをしている。
ウィーン……ガシ!ウィーン……ストン。
「ほら!見てごらん。捕れたわよ」
「ちくしょー」
「お前ら……どこまで俺を無視するのか……」
「わかったからマジで泣くな。な?」
藤田が泣きだしたので仕方なく三人で行動する事にした。
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