第3章 友達以上恋人未満

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約束の日の10時前……俺は少し早く待ち合わせ場所に来ていた。 《トントン》 車の窓を軽く叩いて笑顔の春菜ちゃんがいた。俺は窓を開けて 「おはよう!乗って!」 笑って話したんだ 『うん!おはよう!』 春菜ちゃんは助手席側に回り……戸惑っている 俺は車から降りて春菜ちゃんに声をかけた。 「どうしたん?」 『あたし、助手席乗っていいのかな?なんか悪くない?』 気を使ってるんだ。春菜ちゃん…… 「えっ?乗っていいよ。先輩くらいしか乗らないし……ねっ?」 『そっかぁ!じゃあ乗ります』 春菜ちゃんは助手席に座った。俺は行き先を秘密にして、少し遠くの方に車を走らせた。
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