ヘキサゴンネタ

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『さあ、今黄色チームが選んだくるみ、さざえ、にら、さくらんぼ(おうとう)が牛乳の中に入ってゆきますっ!』 今、破面達(人間含む)は藍染の部屋にあるテレビで『ヘキサゴンⅡクイズパレード!!』を見ている。・・・なぜ虚圏にテレビがあるのか、電波が届くのかは突っ込まないでいただきたい。 「「うっわ・・・」」 「まずそーやなぁ。」 「・・・・(唖然)」 「・・・・はたしてこれは人が飲むものなのかな?」 「えー?そうですか?」 中にいるのは藍染、ギン、ユキ、グリムジョー、ウルキオラ、織姫の6人。 誰がどの言葉かは言わずもがなである。 『いいか!?スタート!!』 ごっく ごっく ごっく・・・ 『ああっと、若槻さん残してしまいました!!0点ですっ!』 「よくこんなモン飲めるな・・・・」 「100万が掛かっているからだろう?」 「それが無かったらボクこのコップたたき割るで?」 「せっかく見守っている人たちが飲んだのにね?」 「つーか選んだ奴ら飲んでないし、この騒ぎ起こした張本人が。」 「・・・おいしそう」 『ちょっとまって、おかしない?選んだ奴が飲んでへんねん。』 「お、ごもっともなお言葉。」 『『そうだー!飲め!』』 ごっく ごっきゅ ごっく・・・ 『おおー、麒麟田村すごいなー』 『ぜんっぜん余裕!』 「!?なんでコイツこんなんのめるん!?」 「舌おかしいんじゃねーの?」 「ああ、田村貧乏芸人なんだよ。昔公園で暮らしてたって言ってて雑草とかダンボールとか食べてたんだってよ?」 「・・・本当か?」 「それじゃあ飲めるね。」 「??なんでですか?」 「「「「!?」」」」 「どうして田村さんしか飲めないんですか?だっておいしそうじゃないですか」 「「「「・・・・・・」」」」 「あきらめろ、一生治んないから」 「いいなぁ・・・飲んでみたい・・・」 足をばたばたさせてねだる織姫とそれをすごい目で見る破面達。 ユキは織姫を無視してヘキサゴンを見ていたが、ふと思い出したように織姫の方を向いた。 「そんなに飲みたい?」 「飲みたいです!」 「絶対残さない?」 「残しません!!」 「なら作ってあげようか?」 「「「「!!!???」」」」 「ぜひ!」 「オッケー。じゃ、作ってくるから待ってな。」 「わーい♪」 がちゃりと扉を開け部屋を出てゆくユキを嬉しそうに見る織姫とは裏腹に残された男達は唖然としていた。
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