友人談。

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バンビは。 テトラポットをかけ昇り。 仁王立ちで。             「けしからん! 自分は洋服のデザイナーになるのだ!! 断固なる!そうなのだ!」 と。 大声で叫んだのです。             何故そんな事を言い出したのか。 聞くと面倒な事になりそうだったので。             取り敢えず。 「よっ!中村屋!!」 と。 訳の判らない掛け声を。 かけました。             バンビは。水色のママチャリにまたがり。 「さらば!!」 と。言い残し。             颯爽と町の中に。 消えて行きました。
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