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「ねぇ、西原さん?」
おーっ
まじで堅そうな女!
「何ですか??」
彼女は、腰くらいまである髪の毛をおさげにして、眼鏡をかけている。
まぁ、キモい。
でも、俺にかかればチョロイチョロイ!
「俺、君が好きなんだ。」
落ちたな。
「冗談はやめてください。」
「え!?」
まさか・・・
俺の頭の中には、火曜○スペンス劇場の曲が妙に大きく鳴り響いていた。
「冗談じゃないって!!
どうしたら信じてくれる?」
「あなたのことは、知っています。
あなたはご存じないかもしれませんが、タラシって有名なんですよ?
私が好きなら、男嫌いなのを知ってますよね?」
な、な、な、
なんですとー!?
タラシって・・・おいっ!
そりゃぁあ、タラシだよ。
でもなぁ・・・
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