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吹っ飛んだゆうちゃんは空中で体制を立て直し着地した。
「僕の背後をとるとは、貴様なかなかやるな!」
「テメーが調子に乗ってるからじゃボケェ!」
ゆうちゃんはまた八咫に怒られました。
つか何?ゆうちゃんって弱いの?
「いや、けして弱いわけではないんだが・・・本人曰く弱い敵相手だとやる気が出ないらしい」
何その理由!
「まったくシュバリエとしての自覚をもっと持ってくれんと困るぜ」
シュバリエ?なんじゃそりゃ。と八咫に聞こうとした矢先、ゆうちゃんにこんなことを言われた。
「あれと闘うのめんどいからユミチカあとよろしく」マサチカだ、ユミチカじゃ某ジャンプ漫画の死神だから!つか無理!俺あんなんと戦えないから!ついでに言うとめんどいのはゆうちゃんだけじゃないから!
しかし俺のシャウト虚しく、ゆうちゃんはすでにベンチに腰掛けて観戦モードに入っていた。
「まぁお前さんの力を見る機会も必要だし」
八咫まで!あんただけは常識人・・・いや、烏だと思ってたのに。
「なぁに、『ちょっと動きの早い子供と喧嘩する』ぐらいの気持ちで・・・」
できるかぁぁぁあああ!
俺は再びシャウトした。
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