8人が本棚に入れています
本棚に追加
「な、何を言ってんだ!僕はか弱い一般人のために・・・「やってないだろ!」
ゆうちゃんが八咫にツッコまれた。
「むしろゆうちゃんってその辺の奴らから金を巻き上げてそうだ」
俺が言うとゆうちゃんは開き直って言い返した。
「チャラチャラした奴らは何度も僕の餌食になっているさ、それがどうかしたか」
どうもなにも犯罪だよ・・・。
なんか八咫がため息つく理由がわかるわ・・・はぁ。
「それより雅親、怪我を見せてみろ」
と言われたので俺は八咫に怪我した箇所を見せる。
「頭部からの出血だけですんだようだな、ゆう治してやれ」
八咫がそう言うとゆうちゃんはこう言い返した。
「なんで僕がこいつの手当てしなくちゃならないんだ!このぐらい唾つけときゃ治るって」
「たかが出血と言えども頭だからな、それにまだ完全に止血したわけでもない」
八咫にそう言われしぶしぶ俺の頭に手をかざす。
「僕が治療してやるんだ、感謝と恩恵の念をしっかり噛み締めながら治れ!」
なんか俺に対してきびしくね?差別か!?
「差別じゃねぇ、分別だ」
俺はゴミかコノヤロー!
最初のコメントを投稿しよう!