~fuga~

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それってまさか・・・キ、キス? 「あぁ、mouth to mouthだ」 八咫の英語が妙に発音良いのは置いておく、僕が雅親にキ、キスしろと? 「黒騎士さん顔真っ赤ですヨ?」 うっさいチャイナ! 「見たところ君もまんざらじゃないんじゃない?ぶちゅっとやっちまえよ」 とりあえず僕は血迷った事を言うジョンに綾錦をつきつけた。 「黙れ!」 「・・・申し訳ありませんでした」 ジョンはひとまず謝っておいた。 「どうでも良いが、早くしないとこいつ危ないぞ」 今度はガロンに言われた。 そりゃ雅親は顔は悪くない・・・むしろ良い方だし、話してるとおもしろいし、わざわざ僕をかばってくれたんだし・・・って僕は何を考えてんだ! 「こいつそろそろやばいな」 つかガロン平然と怖いこと言うな。 「まずは雅親の上体を起こして・・・そうそう、顔上にむけて、よし黒騎士準備できたぞ」 ・・・ジョン、楽しそうだな。 「ハハハ、黒騎士のそんな姿滅多にお目にかかれないだろうからな」(笑) うぜぇな(怒) 「早く雅親さん助けてあげてくださイ」 だーっ、わかってんだよ!やりゃいんだろやりゃ!
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